『ノンデザイナーズ・デザインブック』を読んだ感想

この記事は何?

※※※ この記事はクソアニメレビューではありません ※※※

逆にこのタイトルでクソアニメレビューだと思わないでほしい。

『ノンデザイナーズ・デザインブック』の第4版(日本語訳)を読んだのでせっかくなので読書感想文を書きます。 そんなに分量はないです。

感想

全体の感想として、割と読みやすかったと思う。 突っかかることもなくすらすら読み進められた。挿絵も多かったし。 翻訳したものなので多少のぎこちなさはあるかもしれないが、理解に苦しむような表現はなかった。

内容としては、タイトルに違わぬ非デザイナー向けの本だったと思う。 基本的には、ずっと「近接、整列、反復、対比」の4原則の話をしており、フォントの種類だったり、デザイン時に考えることみたいなものも書かれていたが、ざっくりとした指針や概要が主たる内容だった。 個人的に良かった箇所としては、例がいっぱいあって before/after で良いデザインと悪いデザインの比較を行っていたところかな。 デザインの思想とか指針をどう具体的なデザインに反映させるかみたいなのがたくさんの例とともに紹介されていたのは良かったと思う。 原著が英語だからデザインの例もほぼ英語だったが、別に英語だから分かりにくいみたいなことも無かった。 空白を恐れないとか、中央揃えばっかり使うなとかは結構具体的な学びとして結構面白かったわね。

めちゃくちゃ学びがあったような本ではなかったけど、ふんわり自分の中で感じていたデザイン時に意識することを言語化しれくれたと思う。 これを読んだらすぐデザインばっちこいになれるってわけではないけど、第一歩にはなるかも。