『レガシーコード改善ガイド』を読んだ感想

この記事は何?

表題通り。読書感想文はちゃんと書き残しておこうと思うので。

感想

要約すると「テストを書け!依存注入しろ!」って話だった。 全部で400ページぐらいあるんだけど、基本的には上の主張を手を変え品を変え色々なケースで話しているだけに読めた。

もっと”””レガシー”””なコードに立ち向かう機会が多いと学びも多いのかなと思う一方で、最近はテストや疎結合の重要性が割と(少なくとも僕の周囲では)浸透しているので「こういう時代もあったんすねぇ」感があるのかもしれない。 ただ、そうは言っても書いてある内容は至極もっともでここに書かれている内容を意識できていないとマズいなぁというものばかりだった。リファクタ時に機能増やすなとか、private メソッドテストしたいときはクラスの責務がデカいとか、テストが書きづらいときはコードが悪いとかとか。

かなり具体的なリファクタのやり方が色々書いてあって、事例集みたいな感じで読むのは面白かったかも。スプラウトメソッドとか、「あーまあ確かに」という気持ちになった。 余談だけど、個人的にはちょくちょく挟まるジョークが面白かった。「コードの修正には2種類あります。テストを書いて修正するか、修正して祈るかです」みたいなのとか笑ってしまった。やっぱり時代はスピリチュアルエンジニアリング。デプロイは大安の日に執り行うべし。*1