この記事は、2026年冬アニメ(1月~3月)を見た感想をランク付けしてまとめたものです。
今期はめちゃくちゃ豊作でしたね~本当に面白いアニメ多くて「秋アニメは何だったんだよ」になっていました。
不作と豊作が交互に来るの、交互浴みたいで整いますね。豊作ばかりだと身体が肥え太ってしまうので、緩急があった方が身体にもいいはず。
ランク付けはざっくりC~SSSです。 各ランクの大体の指標は次のような感じです。
C:順当につまらない。アニメ化した理由が不明。ただのクソ。
B:普通ぐらい。面白くないわけではない。つまらなくもないけど、B級の域を出ない。どちらかと言えばクソアニメかも。
A:順当に面白い。良作。
S:めっちゃ面白い。覇権枠。
SSS:きらりと光るクソ。
注意点として、ネタバレがあるし、僕個人の感想だし、好みをすごい反映しているし、あまり文章を練っていないし、普通にディスっています。
感想
C
勇者パーティを追い出された器用貧乏(C)
なんだったんだこの作品……
器用貧乏というか器用富豪だった主人公が、なんかパーティを追放されてから新しい仲間や教え子に慕われつつ無双する話。 話は特に真新しさがなく、キャラの魅力も薄い。キャラデザだけはいいが、誰1人名前を憶えられなかった。
なんか1人これみよがしに闇が深そうな元気っ娘がいたんだけど、主人公が「闇が深そうだ」「闇が深いな」って連呼しててめっちゃ笑ってしまった。そんな言わなくても見れば分かるわ。
貴族転生 ~恵まれた生まれから最強の力を得る~(C)
現代のなろうはここまで来たのか。
大体この手のなろうのタイトルって、「貴族転生~恵まれない辺境伯領だった俺が、最強の力でやり直す~」みたいなマイナスの状態からプラスに持って行く作りにすると思うんだけど、何とこの作品はプラスからさらなるプラスに持って行く話をしている。あくなき向上心がありますね。
本編はなんか主人公が一生「貴族の世界はこうだからうんたらかんたら」みたいな解説をして政治的な謎の根回しをし、偉い人(か取り巻き)が「そこに気付くとは流石ノア(様)だな(ですね)」って言い続けるだけのシーンが続く。これ本当にすごくて、なんか1話中に主人公褒めるセリフが3,4回あった回あったんだよな。
B
幼馴染とはラブコメにならない(B-)
ラブコメ枠ではあるが、明らかに真夜中ハートチューンに負けていた。 ヒロインのキャラクターは悪くないが、主人公が絶望的に魅力的でないのがキツい。
展開も「そうはならんやろ」というラブコメのお約束をずっとやり続けているが、それをギャグ的に書いているのか真顔で書いているのか判別がつかない。
ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~(B+)
割と好き。
このタイトルは結構嘘で、何がヘルモードなのかはあんまり分からなかったが、一方で全然無双もしおらず、むしろ苦戦しているシーンが多い。謎。
好きなポイントとして、登場キャラクターに人間味があるのと、全体の話に一貫性があることが挙げられる。 全編通じて主人公が「レベルを上げる -> 召喚できるモンスターが増える -> 強い敵を倒す(苦戦する)」を繰り返していて、この手の作品にしては珍しく非常に一貫性がある。
頼む、大抵の作品は一貫性を持っていてくれ。
展開のスピード感もちょうど良い。幼少期もかなり丁寧に描写するし、少年期も色々な人との出会いや離別・成長をそれなりにちゃんと描いている。かなり偉い作品だったと思う。
人外教室の人間嫌い教師(B+)
にじさんじのライバーが原作を書いているということで、作品名自体は元々知っていた。 蓋を開けてみると、一昔前のラノベ作品という感じで割と良かった。
登場人物たちを「卒業」という形で入れ替えているのが独自性があって良かったと思う。 人間になるために人外(妖怪、動物の類)が学校の卒業を目指すというコンセプトを大事にしていて、ちゃんとキャラを卒業させる展開を入れるのは一貫性がある。
さっきからずっと一貫性の話をしているが、僕は作品の一貫性を大事にしていて、テーマとかぶれぶれな作品の評価がめちゃくちゃ低い、実は。
なんか生徒たちの声優が沼倉愛美とか福圓美里だったりして微妙にベテランだったのが謎だった。
A
ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-(第2期)(A)
ヴィジランテの2期。キャプテンセレブリティを中心にしたお話の展開で、コーイチよりもどちらかというとこっちの方が主人公だったのではないか?
地味に本編であまり描写されていなかったであろうイレイザーヘッドの過去話なども入っており、スピンオフ作品としてよくできている。
主人公があんまり活躍の場面がなかったので、めっちゃカタルシスある感じではなかったのが惜しい。
姫様“拷問”の時間です 第2期(A)
本当にずっと拷問(?)をしていてすごい。
正反対な君と僕(A+)
この手の群像劇ラブコメはなんぼあってもいいですからね。ホリミヤとか徒然チルドレンとか、この手の学園を舞台にした複数カップルできるタイプの作品はいつ見ても良い。
この手の群像劇ラブコメ、だいたいの作品がキャラクターの心理描写などが丁寧に描かれているんだけど、本作もちゃんと描写されていて良かったと思う。
ただ、昔は登場人物たちの色恋の進展をどぎまぎしながら見ていたのだが、最近はもう感性がおっさんになってしまい親が子供を見守るような目で見るようになってしまった。
それはそれとして平と東はいつくっつくんですか?
S
29歳独身中堅冒険者の日常(S-)
これちょっとSに入れるか迷ったんだけど、僕は明らかに面白かったと思う。どちらかというとタイトルで損をしているタイプの作品。
村の付き人として冒険者をしている主人公のおっさんが、小さい女の子(リルイ)を拾って一緒に冒険したり、生活したりする話。
タイトルと最初の設定から結構浅い作品だと思って見始めたんだけど、蓋を開けたら普通に親子ものだった。 最初はリルイを邪険に扱っていた主人公が何だかんだと面倒を見ていくうちに父性に目覚めていき、リルイを守ろうと動くようになっていく。
リルイの体質のせいで村が魔物に襲われていてもリルイに何でもないと嘘をついて一人で何とかしようとしたり、片腕を失ってもリルイを守ろうとしたりしており、マジで親子の話だった。
この作品のマジで偉い話として、最後の最後まで主人公がリルイを保護対象として見ていて、一切異性として意識していなかったのが良かったと思う。そこが面白さの根幹になっているといっても過言ではない。
おい、聞いているのかお前のことだぞ、うさぎドロップ。
勇者のクズ(S)
端的なタイトルだけど、主人公そんなにクズでもなかった。
設定とキャラクター造形が良い作品で、特に世界観は新しさを感じた。 現代日本風の世界で、勇者と呼ばれる人々と、魔王と呼ばれる人々が異能バトルをする作品。
勇者や魔王がE3と呼ばれる薬物で自己強化をして戦う近未来的な世界観であったり、全員剣を使っている理由が「E3による回復能力増加によって銃創や打撃などの小さい外傷はすぐに治癒してしまうため、大きな裂傷や部位切断が有効的だから」みたいなそれっぽい説明があるのかなり好き。
勇者刑の作者が原作をやっているらしいんだけど、世界観とか設定を作るのが抜群に上手いなと感じた。
綺麗にしてもらえますか。(S)
何故かわからないが面白かった。金目さんのキャラクターが抜群に良かったからか?
クリーニング屋の主人公が、街の人々との交流を通じて色々な日常に巻き込まれて行く話で、どこかP.A.Worksの作品のような空気感がある。 微妙な恋愛要素や、ちょっとしたミステリー要素(主人公の記憶喪失)などがあるのもマジでP.A.Works。
思い返してみると、普通に金目さんがめちゃくちゃ可愛かったので評価が高いというだけかもしれん。
葬送のフリーレン 第2期(S)
もはやコメントすることない。3期待ってます。
呪術廻戦 死滅回游 前編(S)
いや〜良かったです。今期、見せ場がおそらく4つあって、「真希の禪院家襲撃」「伏黒vsレジィ」「虎杖vs日車」「仙台結界編」。
真希の禪院家襲撃は演出や脚本がかなりクセがあって微妙だな〜と思っていたが、そのあとの3つの山場はマジで面白かった。
戦闘描写も分かりやすいし、テンポも良い。劇伴も良いし、最後の乙骨と石流の一騎打ちでOP楽曲流れ始めたときは「うお〜〜〜〜〜〜!!」ってなった。時代は冷笑ではなく熱血。 お前も今すぐ「領ォ域展開!!!」って叫べ。
日車の杉田の演技がマジで良すぎて、久々に声優の演技で泣きそうになった。あのシーンだけ全人類に見てほしい。
Fate/strange Fake(S)
成田良悟とFate世界の相性が良すぎる。
やっていることはかなりお祭り騒ぎで、12話かけてずっと新しい登場人物が出続けている。ちょっと減らした方がいいですよ。
AとBが戦う -> Cが介入する -> Dが現れてうやむやになる -> Eがなんか解説する
一生これを繰り返している。
メダリスト 第2期(S)
面白い!面白い!
失礼、アニメオタクの煉獄さんになってしまいました。
メダリスト原作何度も読み返すぐらいには好きなんだけど、アニメもマジで面白い。原作特有のスケーティングの演出を上手く映像に落とし込んでいて、やはり良い。
岡崎いるか、山村響なのめっちゃいいと思います(めっちゃいいと思います)。
【推しの子】第3期(S)
良かったと思う。原作と同じ流れは辿りつつ、有馬かなのヘイトコントロールなどを上手くしていてよいアニメ化だった。
ずっと鬱屈した状況から、アクアとルビィがお互いの前世に気付いて仲直りする場面へのカタルシスはすごかった。
伊駒ゆりえ、元々演技上手いなとは思っていたけど今期の演技もすごく良かった。
真夜中ハートチューン(S)
びっくりするぐらい面白かった。
この手のラブコメでヒロイン全員魅力的でちゃんと内容面白いの久々かもしれない。
何よりも主人公である山吹有栖のキャラクター性が本当によい。御曹司だけど驕らず努力家で、自信過剰でもあり、鈍感でもないが核心には気づかない。 この手のキャラクター性で男友達がいるのも良いと思う。そして実際面白い男すぎて友達がいるのに納得感もある。
だめだ、この作品の良いポイントを語ろうとしてもどうしても山吹有栖の良さを語ることになってしまう。主人公がこうも魅力的だとラブコメはこんなにも面白いのかという気づきを僕に与えてくれた。 もはやヒロインよりも魅力的なのではないか?
勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録(S+)
今期一番面白かったと思う。
死刑よりも重い罪を負った罪人、懲罰勇者として死んでも生き返らされて戦いを続けさせられる主人公たちの話。
1話が1時間ある劇場版仕様でかなり力が入っており、そこからもずっと減速しないまま最後まで走り切った。
1話の最後に大体の主人公のバックグラウンド(何故主人公が女神殺しをしたのか、味方陣営に敵がいることの示唆など)を開示しており「結構シュっと開示するな~」と思っていたら、そこからさらに謎が追加されていき世界観がどんどん深掘りされていく。 敵対勢力だと思っていた審判官の男が、どうやら敵とも言い切れないのか?みたいな微妙な感じで終わったのもマジで面白い。
キャラクターも設定も魅力的で、意外性のある展開や設定も多く引き込まれる。今期覇権だと思う。
SSS
お気楽領主の楽しい領地防衛~生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に~(SSS)
タイトルから虚無系の作品であることは自明なんだけど、蓋を開けたらちゃんと虚無だった。
いやまあキツいタイプの虚無ではなく、日常系アニメーションをずっと脳に流し込まれるタイプの虚無ではあるんですが、当然虚無なので面白くはないです。
ふんわり追放の要素もあるんですが、なんかあまりにふんわりとしていてずっと忘れていた。 終盤にまた追放のくだり(主人公を辺境に追いやった父親の再登場)があるんですが、そのタイミングで「ああ、そう言えばいたなこんなやつ……」になった。
周囲のキャラクターの主人公ヨイショは結構厳しいものはあるが、一方で主人公が最強系ではなくてあくまで武具や設備を無限生成できるだけというのはバランスは良かったかもしれない。
OP楽曲がすごい癖あるなと思ったら作詞作曲ヒャダインでウケてしまった。久々に見た。
死亡遊戯で飯を食う。(SSS)
かなり反省をして欲しいアニメ。監督が自己表現をしようとした結果、何かよく分からないことになってしまった作品。
原作からして元々時系列が前後するタイプの作品だったのだが、そこにアニメ特有の意味深な”””オシャレ”””演出が合わさることで何もかもが分からない状態になった。 ゲーム(死亡遊戯)間の順番が前後するというのは別に良いと思うが、そもそもゲーム内の展開からして訳分からんのはダメだろ。
特に風呂場で殺し合うゲームが本当に何が起きてるか意味分からなくて、こんなツイートを呟いている。
ワロタ。風呂場、ゲームの意図も、主人公が何で不利を被ったのかも、何に気づくべきだったのかも、通信機のくだりも、なぜ金髪が負けたのかも、最後の銃回避のところも何も分からなかった。
— どや (@hilinker) February 28, 2026
エンタメとしての楽しみ方が本当に分からなくて、つまらない現代文の入試問題解いてるみたいな気持ちで最後まで見ていた。
まとめ
今期、結構アニメを見るのが後手に回ってしまって後からまとめて観るみたいなのが増えてしまいましたね。
まとめて見るとそれはそれで内容憶えてるからいいなと思った作品もありますあ、クソアニメに関してはまとめて見る必要本当になかったですね。憶えている必要がある要素が少なすぎる……